看護師が子育てと仕事を両立させた事例

小さい子供を育ててる看護師にとって、仕事と子育てを両立できるかどうかは、とても大切なポイントです。仕事のために大切な子育てを疎かにしたくないと思うことは、全てのママさんナースに共通して言えることではないでしょうか。そこで今回は、看護師が仕事と子育てを両立させた事例についてご紹介します。

4歳の女の子を育てながら看護師として働いているAさんが最初にこだわったのは、職場選びでした。Aさんは結婚が決まった時点で将来のことを考え、子育てに理解のある病院を徹底的にリサーチ。そして子育て支援を積極的に行い、ママさんナースが数多く在籍している病院を見つけたのです。情報収集の手段は、ネットだけではありませんでした。見学会や合同説明会などに参加し、実際に担当者から話を聞いたそうです。妊娠前にその病院へ転職したAさんは、その数年後に出産し、今では子育てをしながら、看護師として頑張って働いています。

一方、常勤の看護師として大学病院で働いていたBさんは、残業や休日出勤が多く、子育てとの両立に限界を感じていました。そこでBさんが決断したのは、残業や休日出勤が基本的に無いクリニックへの転職です。大学病院は給料が高く、クリニックへ転職すれば間違いなく収入が減ることが予想されました。しかし、Bさんは子育ての方が大切だと思い、自宅から徒歩5分で通えるクリニックに転職。平日16時までの勤務時間で契約し、子育ての時間をしっかり確保できるようにしました。このように思い切って転職をすることは、子育てと仕事を両立させる決定的な手段だと言えるでしょう。